2013/09/11 “生物振動と接続してみるテスト”

どうも出力へのやる気についてサイクルがあることに、
この一週間の自分の出力装置の機能不全のあと気がつかされた。

とにかく、機能不全中はまったくやる気にならないのである。

書こうと思えば書けそうではあるけれど、
最初の一文を書くのが酷くおっくうに感じて、
自然とマウスがこのサイトのフォルダを避ける避ける

やる気にならないものは仕方がないと黙々と小説とWEB漫画を読みふけり、
ゲームをたらふく遊び(ゼノブレと時オカ裏をクリアした)
いい加減部屋でカビてゆくのにも飽きて、目的なく近場の公園を徘徊しているときにふと文章が書きたくなって復活したわけだ。

ついでにセブンでMH4のDLカードを買っておいた

こうしてみると、明らか自分が入力期間に突入していたことがわかる。
とにかく一分一秒が惜しく、情報をひたすらに詰め込みたくて、出力する意欲が遠くに離れていたのだ。
そしてどうもこのスイッチは、入力と出力でオンしやすさが違う。
ポテチをつまむようにネットサーフィンで情報を拾っていると、いつの間にやら入力期間に突入してしまうのである
しかもなかなかそこから離れられない。
いつの間にやら、
情報を仕入れるというよりは、ある種の情感を引き出すためのキーを黙々と探しているような、はっきり意味の無い探索に耽ってしまう
なんことはない、ギブソンの『ニューロマンサー』でネット中毒に陥った主人公と変わりなかったわけだ

そんななかどうして自分が復活したのかと考えると、やはりリアルで目的なく散歩したのが一番効いた
文字から離れて、無形の情報と向き合うときに、テキストというものは湧いてくるのだ
そうしてみると、テキストからテキストを産むというのは、まさしく至難のわざだとわかる。
これは僕が機龍警察のレビューを書いたときに実感したことでもあるのだが。

ともあれ、小説はこのようなテキストとは違った難しさがあるので、またぞろ産みの苦しさを味わうはめになる。嫌だ嫌だ
まあ、どうにかなるだろう。テーマはハッキリしているし、ここに書いているテキスト同様、何の飾りもせずに書いているものだから

そういえばこの一週間で見つけた『ワンパンマン』というWEB漫画と内容が被ってるんじゃないかとドキリとさせられたが、はたしてどうなるか自分でもわからない
人間の基本ソフトとして実装された『物語』というアプリを憎みきった主人公のさまよう物語をどう書くか、なかなか楽しくも苦しい体験である