四苦八苦したのだ
	つまり、ツイートボタンについての話。
	ツイートボタンとはツイッターで情報を拡散しやすくする、
	というウィルスにおける渡り鳥みたいな悪魔じみた装置なのだけれど、
	恐るべきことに、公式で作ることのできるこれがとてつもなくダサいのだ。
	そしてぼくは休日と言うこともあって、
	プラモデルをとりあえずつなぎ合わせてみるくらいの軽い気持ちで手を出したのだが
	ドライアイの苦しみの果てに、あえなくそのダサさに迎合することとなった。
	JAVAなるもので書かれたコードをコピペしてみて、ボタンの素材までそろえたのに、
	文字コードについてエラーが出たところで転進を余儀なくされた
	しかしよく見てみるとこのボタンもそれなりに愛らしい気がしてきた
	少なくとも、みっともなくはない。幸せは傍らにあるのよ、と鼻につく教訓を主張してくるだけで
	ある場の文脈と言うものを破壊しすぎるだけで。
	ネット上に浸透し、ある事が当然となってゆく位には毒のない柄だ
	たしかにこれはツイッターのロゴという情報【ウィルス】を拡散するための渡り鳥なのだなと、
	そのたくらみに乗っかることを決めたぼくは恐れながら青い鳥から目をそらした。